石川理事から、東京都の藤川繁彦会員が2005年8月19日に、奈良県の小泉俊夫会員が11月9日に、埼玉県の上野恵司会員が11月23日に、広島県の川越哲志会員が12月8日に、岡山県の葛原克人会員が12月14日に亡くなられ、弔電・供花の手配をした旨の報告があった。
橋本理事から、〔1〕11月5日(土)に第1回選挙管理委員会を開催し、委員長に服部実喜会員(神奈川県)・副委員長に上野修一会員(栃木県)を選出した。〔2〕今後の日程を確認し、2月3日に立候補・推薦候補者の受付を締切ったうえで、2月11日に委員長と副委員長による第2回選挙管理委員会を開き、選挙公報を作成するとの報告があり、了承された。 また、5月27日(土)の第72回総会において、会長選挙が行われることが確認された。
橋本理事から、〔1〕12月3日(土)に第1回2006年度新入会員資格審査委員会を開催し、委員長に渡邉一会員(埼玉県)、副委員長に比田井克仁会員(東京都)を選出した。〔2〕申込み総数は113名。審査の結果、資格基準を満たしている者106名、保留とし追加資料を求める者6名、資格基準を満たさない者1名となり、1月22日に第2回資格審査を開催し、保留となった6名の再審査を行う予定であるとの報告があり、了解された。
橋口理事から、本日午前中に日本文化財保護協会の戸田哲也氏・山村貴輝氏・上野博司氏に来協願い意見交換を行った。今後も意見交換の機会をもつ予定である。〔2〕小委員会としてこれまでの経過をとりまとめ、1月理事会にて今後の方向性を示す予定であるとの報告があり、了解された。
高橋理事から、12月2日に北花内大塚古墳(伝飯豊天皇陵)調査の見学会が開催され、14学協会38名が参加、協会からは高橋ほか神庭滋会員・山田邦和会員が参加したとの報告があり、現地説明会の様子が写真を交えて説明された。
木下副会長から、公開講演会の演題ならびに特別発表会場を設けることが説明され、一般発表は4会場で申込み数が増えた場合には、ポスターセッション等を考慮することが報告された。
石川理事から、日本学術会議連携委員の設置(計4名)が決まったことから、協会からは石川を委員候補とした旨の報告があり、了解された。
金子理事から、〔1〕2006年度の科学研究費補助金申請を行った。海外への有償頒布率が重要視されていることから、公式サイトの英文コンテンツに機関誌・年報等の販売案内を掲載した。今後、英文による原稿募集要項を掲載することについても、編集委員会で検討する。〔2〕21号の進捗状況について報告があった。
大竹理事から、〔1〕企画案、ポスター案の提示があり、送付先も含めて検討が行われた。続けて、水山会員から、公開講演会を動画化して公開してはどうかとの提案があるとの報告があり、稲野理事からも補足説明があった。この件について検討の結果、実施することが了承され、事前に講演者から動画化への承諾を得ることになった。
稲野理事から、〔1〕『第3次埋蔵文化財白書』の記載漏れ原稿について、Web上で公開したらどうかとの提案があり、埋文委幹事会に対して、未掲載分をすべて公開する方向での検討が要請された。〔2〕水山会員から、協会黎明期の資料をデジタルアーカイブ化と一部Web化したらどうかとの提案があったが、昭和40年代以前の情報・資料については事務局にはほとんど残っていない状態であるとの報告があった。この件については、外山事務局長からも、『彙報』以前の資料・『彙報』中の別編資料・年報等の欠落部分のあることが報告され、黎明期の資料収集をはかるために、会報誌上で協力を呼びかけることが了承され、山岸理事が担当するともに事務局が中心になって収集にあたることになった。
山岸理事から、1990年度から2001年度まで実施した「考古学研究資料データベース」作成作業について、これまでの担当委員に参集願い、現在までの状況と問題点について意見集約を実施したとの報告があり、来年度以降の進め方について、再度担当委員との検討をすすめることが了承された。
金子直行理事から、30,000円以上の高額滞納者35名の報告があり、各理事が分担して督促にあたることになった。併せて事務局から、所在不明となっている5名につき、情報の提供が要請された。
橋口理事から、〔1〕千葉市荒屋敷貝塚の保存問題につき、要望書の提出については、千葉市の対応状況をみながら判断する。群馬県伊勢崎市三軒屋遺跡の視察を11月3日に実施し、担当者等との懇談も行った。〔2〕地域ブロックの設立については、北海道・東北ブロックが来春に準備会を発足。関東甲信越静ブロックは、今年度中に意見交換会を実施する予定。また九州ブロックについては、地元からいくつかの指摘があり、幹事会としても一定のガイドラインないしは内規の検討が必要であることが討議された。〔3〕神奈川県内において、NPO法人が設立され調査委託事業への展開が予想されることから、今後情報収集に努め注視していくことが確認された。〔4〕特別史跡高松塚古墳の石槨解体問題については、埋文委と理事会の参加者をもって、文化庁との懇談を実施する予定であるとの報告があり、〔4〕の高松塚古墳の問題については、3月発行の会報にて、協会としての取り組みの姿勢を掲載することが了承され、岡内理事がその任にあたることになった。
続けて、橋口理事から、『第3次埋蔵文化財白書』掲載文書に対する質問状が提出されている旨の報告があり、検討の結果、会報誌上に双方の意見を掲載するかたちで、表明の場を作ることが提案され、了承された。
橋口理事から、〔1〕大会実行委員長より、田村会長に開会式への出席ならびに挨拶の要請があり、これを了承した。〔2〕矢島委員からポスターセッションの原案が提示されている旨の報告があり、原案通り了承された。
石川理事から、マスメディアに対する広報体制を整備する必要性の説明があり、次ぎの内容が承認された。〔1〕広報責任者の決定について:発信作業は事務局で行うが、発信後の電話取材等への対応は、発信内容に通じる担当者を定め担当者連絡先を明示する。〔2〕総・大会時等の公開の場での決議・声明・要望の発信、報道機関向けの会見の場を設ける場合には、事前にマスメディアに対して内容の要点を記した情報を提供し、これに基づき取材に応じる。〔3〕事務総会は、マスメディアに公開することを原則とする。
石川理事から、日本西アジア考古学会による第13回西アジア発掘調査報告会、特定領域研究「中世考古学の総合的研究−学融合を目指した新領域創生−」主催の国際シンポジウム「北東アジアの都市と国家−遼・金・蒙元−」ならびに「中・高校生歴史サミット−みんなで探ろう中世の城と街と町−」、長野県埋蔵文化財センターから竹佐中原遺跡等調査指導委員会(遺跡報告会)への後援依頼が提出されている旨の報告があり、各事業への後援が了承された。
石川理事から、閉校となった学校跡利用に関する資料の提示があり、この種の施設を協会関係施設として利用するには、条件がきわめて厳しいことが報告された。
石川理事から、湯浅喜代治会員より下総史料館閉室の通知が届き、収蔵資料すべては松戸市立博物館に寄贈されることになったとの報告があった。
外山局長から、事務局の年末年始の予定が報告された。
2005年12月29日(木)〜2006年1月9日(月)まで閉室