台湾の劉茂源会員が2005年4月2日に、秋田県の門間光夫会員が5月18日に、東京都の三宅敏之会員が6月5日に亡くなられたとの報告があった。
百瀬理事から、審査日程ならびに審査委員候補者の説明があり、原案通り了承された。
百瀬理事から、選挙日程ならびに選挙管理委員候補者の説明があり、原案通り了承された。
菱田理事から、〔1〕7月8日(金)に宮内庁との懇談を行い、協会からは岡内理事と菱田が参加した。〔2〕当日は、事前に明治大学博物館会議室にて参加学協会の打合せを行い、懇談の席上、「陵墓の立ち入りについて(お願い)」を提出した。〔3〕今年度の事前調査は北花内古墳(伝飯豊天皇陵)であるとの報告があった。詳細については、秋の見学会報告と併せて会報157に掲載する。
岡内理事から、6月11日(土)に第1回総会が開催されたこと、2010年の第39回国際アジア・北アフリカ研究会議(ICANAS-39)は、日本開催に向けて対応を行い、今年9月に準備委員会を開催の予定であるとの報告があり、了承された。
外山事務局長から、第62回(1996年度)総会の議事録に基づき、1996年度以降の会費滞納による退会者・資格喪失者に対し滞納分会費の請求を行ったこと、ならびにその結果について報告があり、今後も継続して請求を行うことが了承された。
続けて、会費に関する複数会員からの意見が紹介され、今後、会費について検討する機会を持つことが了承された。
金子裕之理事から、〔1〕20号の進捗状況について報告。〔2〕本日の編集委員会から、車崎委員に替わって土生田純之会員が編集委員に加わった。2005〜2006年度の査読委員36名が決定した。〔2〕これまで英訳を担当していたマーク・ハドソン氏から辞退の申し出があり、次号からの訳者を選定中であるとの報告があり、了承された。
大竹理事から、〔1〕和歌山県指定史跡水軒堤防遺構ならびに三重県朝日町万古焼古窯跡群の保存問題につき、要望書を提出した。〔2〕7月11日に群馬県伊勢崎市三軒屋遺跡の現地視察を行った。事態は好転し体育館建設は中止となったが、今後の移転区域の調査結果を待って対応を協議する。〔3〕千葉県千葉市貝塚町貝塚群の保存問題は、花輪台貝塚・園生貝塚の保存が決定したものの、荒屋敷北・西貝塚周縁の開発が顕在化し憂慮すべき事態となっている。〔4〕長野県飯田市竹佐中原遺跡への視察要請があり、実施する方向で了承した。〔5〕九州連絡会の立ち上げは、次年度の発足を目指し準備を進める。〔6〕今年度の夏期研修会は、新潟県において10月初旬の開催を予定しているとの報告があった。
続けて橋口理事から、和歌山県の全国委員として中村貞史会員を選任したいとの報告があり、了解された。続けて高松塚古墳の壁画保存問題につき、協会としての対応が要請された。検討の結果、声明文等の提出ならびに壁画保存問題に関する検討会の開催が提案され、総務・陵墓担当理事・埋文担当理事で原案を作成し、次回理事会で決定することが了承された。また、「日本文化財保護協会」の設立に伴い、資格付与制度制定の動きもあることから、協会としての対応を検討する必要があるとの報告があった。
佐古理事からは、世界考古学会議中間会議大阪大会への協会としての対応が要請された。検討の結果、参加する方向で、企画担当理事と国際交流担当理事を窓口に情報を集め、次回理事会で内容を検討することになった。
河瀬理事から、開催日程報告ならびに理事の参加状況の確認が行われた。
鶴丸理事から、〔1〕5月理事会で次ぎの委員が人選された。委員長:鶴丸俊明、木下副会長、石川理事、橋口理事、橋本理事、百瀬理事、川島雅人埋文委員、松本富雄埋文委員、矢島國雄埋文委員。〔2〕これを受け、本日第1回の小委員会を開催し、松本委員から埋文委が実施した「2004年度の埋蔵文化財をとりまく状況」の調査概要の説明を受け、それを基に意見交換を行った。今後も研究環境の実態調査をすすめるとともに、日本文化財保護協会への対応も検討してゆくとの報告があった。
稲野理事から、公式サイトに協会の紹介文書(日本考古学協会50年の歩みからの抜粋)を掲載しているが、1998年以後の内容が含まれていないことから、現状に則した改訂版を作成したらどうかとの提案があり、検討の結果、組織担当理事と広報担当理事で原案を作成することになった。
大竹理事から、『第3次埋蔵文化財白書』刊行記念シンポジウムの企画案の説明があった。検討の結果、対象を一般人に絞る、刊行記念を冠すると継続性が難しい、開催日は準備期間を含めると年明けが望ましい等の意見が出され、次回理事会で、企画案の再検討を行うことになった。
外山事務局長から、第71回総会で「旅費規則」が承認され、理事会において、それに伴う「旅費基準」が決定された内容に準じて、「職員旅費支給基準」内の「細則」の一部を改めたことが報告された。
萩原理事から、国際シンポジウム「韓国の倭城と大坂城」、全国シンポジウム「中世窯業の諸相−生産技術の展開と編年−」、特別展「夢を掘った少年たち−小茂根・稲荷台・志村・小豆沢・西台の遺跡−」への後援依頼が提出されている旨の報告があり、いずれも後援が了承された。
萩原理事から、推薦候補者の情報が要請された。
木下理事から、受け入れられる研究発表件数は50件が限度であり、今年度並みの応募があった場合には、申込みを断ることも生じるので、ポスターセッションへの変更等も含め、対応の検討をはかりたいとの報告があり了承された。