・理事会に先立ち、西谷会長の挨拶があり、続けて下條信行大会実行委員長より挨拶があった。
丹羽理事から、大会実施要項にもとづき、日程・時間割の説明があった。続けて、来年度の大会は、熊本県において2007年10月20日(土)・21日(日)の日程で開催し、海外からの研究者招請を予定しているとの報告があった。
菅谷理事から、大会時に発表する声明文案の説明があり、検討が行われたが決定をみず、討議の結果を踏まえて文案を再整理し、翌日に再度検討することになった。
翌11月3日(土)の午前10時〜11時まで再び理事会が開催され、再提出された声明文案の検討が行われた結果、字句の訂正のうえ了承された。続けて、12時からの記者発表の参加者・手順の確認があった。
なお、大会時の声明の扱いについては、総会は年一回しかないので、緊急事態への対応をはかるために、理事会での決議にもとづき大会時に声明を発表し、次年度総会において報告するかたちをとっていることが確認された。
岡内理事から、大会時に発表する声明文案の説明があり、検討の結果、字句の訂正を行ったうえ了承された。続けて、ポスターセッションとそれに伴うアンケート調査内容の説明があり、了承された。
橋口理事から、〔1〕10月幹事会の報告。〔2〕大会時のポスターセッション内容とアンケート調査資料の提示。〔3〕かながわ考古学財団の廃止問題につき、10月10日付で要望書を提出した。本件については、神奈川の文化財の未来を考える会から、今大会時に署名活動を実施したいとの要請があるとの報告があり、〔3〕の署名活動については、実行委員会側の了解も得たうえで実施することが了承された。続けて、大会時に発表する平城宮跡に関する声明文案の提示があり、検討の結果、字句の訂正を行ったうえ了承された。
大竹理事から、第2回公開講座は、2007年3月18日(日)に群馬県太田市の太田市学習文化センターにおいて実施する予定で、10月21日に実行委員会を発足したとの報告があり、了承された。
萩原理事から、協会所蔵図書の扱いについて、『会報』No.158誌上で会員に意見を求めたところ、9件の意見が寄せられた。これらの意見をもとに小委員会で検討をはかるとの報告があった。
萩原理事から、「埋蔵文化財保護対策委員会規則(原案)」「常置委員会及び小委員会設置規則(原案)」の説明ならびに、本原案を12月刊行の『会報』No.159に掲載し、会員からの意見を求める旨の説明があり、了承された。
萩原理事から、2006年6月2日に「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」等3法の公布があり、2年6ヶ月以内の施行が決定した。これに伴い、2009年度総会において、有限責任中間法人日本考古学協会を、一般社団法人日本考古学協会とする「特別決議」を行わなければならず、そのためには総会員数の2/3以上の賛成が必要であるとの説明があった。
髙倉理事から、髙橋理事からの報告として、毎年秋に実施される「陵墓限定公開」が今年度は実施されないため、陵墓問題に関する今後の対応を考え、16学協会の連絡調整をはかるべく「陵墓に関する連絡調整会議」を開催する方向で準備を進めているとの報告があった。
青木事務局長から、12月上旬に刊行予定であること、10月末日が原稿締切日であることが報告された。
岡内理事から、日本学術会議で決定された標記内容の説明があり、続けて、青木事務局長から、本件ついては『会報』No.159に掲載して周知をはかることが報告された。