HOME > 理事会 > 2006年5月

2006年5月理事会記録

1.会員の訃報並びに動向について

 石川理事から、埼玉県の 会員が2006年4月24日に、亡くなられたとの報告があった。続けて萩原理事から、先月理事会にて会費高額滞納により会員資格を失うと報告した8名のうちの1名から、滞納額及び2006年度分会費が納入された旨の報告があり、検討の結果、会員資格の継続が了承された。

2.第72回総会について

 丹羽理事から、実施要項案に基づき、総会日程の最終確認が行われるとともに、石川理事から、総会次第の確認があった。続けて青木事務局長から、総会に提案する規則の施行は「公告の日から」とし、5月30日から3週間ほど協会事務所前の掲示板に公告するとの説明があり、了承された。

3.陵墓について

 菱田理事から、〔1〕宮内庁から平成18年度陵墓保全整備工事一覧の送付があり、それによると本年度の発掘調査計画はないようである。〔2〕歴史学会から、陵墓関係学会への加入要請がある。各学協会にこの件を伝えて加入の是非を検討する。〔3〕昨年度に提出した、陵墓の立ち入りについての願いに対し、未だ回答を得ていないことから、新理事会への引継ぎ事項として引き続き回答を求めていきたいとの報告があった。〔2〕の歴史学会の加入について検討の結果、当会としては異議はなく、他学協会の判断を待つことになった。

4.埋文委報告

 橋口理事から、〔1〕本日、地区ブロック立ち上げの意見交換会を行い、北海道・東北地区連絡会の発足が決定した。関東甲信越静地区連絡会については今秋から暫定的にスタートする方向である。〔2〕本日、午後2時から全国委員会を開催中である。2006〜2007年度の全国委員が決定したので、承認を願いたい。〔3〕埋文委内規の改正については、幹事会において改正案の作成をはかるとの報告があった。〔2〕の全国委員名簿の検討の結果、現時点では106名の就任が了承された。

5.第73回(2007年度)総会について

 石川理事から、〔1〕来春の総会は2007年5月26日(土)・27日(日)の日程で、明治大学にて開催する。〔2〕開催にあたっては、研究発表とポスターセッションの2本立てとすること、非会員からの参加費徴収を行うこと等を検討しており、この件については新理事会への検討引継ぎ事項としたいとの報告があり、了承された。

6.その他

〔1〕武蔵国分寺跡発掘調査に係わる日本考古学協会資料の被災について

 青木事務局長から、国分寺市から5月22日付国教教ふ発第11号文書にて、2006年10月8日深夜の火災発生以降の経過報告があった。また、懸案となっている国分寺市への資料譲与については、今後あらためて協議することも併せ報告されたとの説明があり、了承された。

〔2〕日本学術会議の科学者倫理への取り組みについて

 岡内理事から、日本学術会議では本年10月の総会において「科学者の行動規範」の決定を諮る方向であり、学協会に対して、倫理綱領に関する現状把握のための調査が依頼されている。この件については、新理事会で検討のうえ回答するとの報告があり、了承された。

〔3〕教科書問題小委員会について

 岡内理事から、2006年度活動報告が提示された。

以上