萩原理事から、東京都の吉田格会員が2006年4月15日に、福岡県の木太久守会員が4月21日に亡くなられたとの報告があった。
丹羽理事から、〔1〕実施要項案に基づき、総会日程の確認が行われた。〔2〕公式サイト管理者から、携帯用ページを総会対応にしたので、QRコードを発表要旨表紙にも印刷することを薦められている。また、研究発表の動画対応についても検討を進めているとのことである。〔3〕研究発表要旨の販売価格を決定したいとの報告があり、〔2〕のQRコード印刷は了承された。動画対応については、研究発表のあり方も含めた新理事会への引き継ぎ事項として検討をはかることになった。〔3〕の販売価格は、昨年度より増頁となっていることから、3,000円に決定した。
続けて萩原理事から、総会資料に基づき役割分担並びに審議事項の確認が行われた。
青木事務局長から、「入会審査規則(案)」を総会に諮るのに合せて、入会手続き書類(入会申込書・履歴書・推薦書)の扱いも変更したいとの説明があり、原案通り了承された。
稲野理事から、先月理事会からの継続審議事項であることが説明され、原案通り了承されるとともに、現況に合せて1〜2年ごとの更新を行うことが確認された。
金子直行理事から、2005年度決算書並びに2006年度予算案の説明があり、了承された。
橋本理事から、3月末までに異議の申し立てはなく、110名が内定となった。来る72回総会にて承認を受けるとの報告があり、了承された。
百瀬理事から、〔1〕4月1日に第3回選挙管理委員会を開催し、開票作業を行った。有権者数3,991名、投票者数1,007名、投票率25.2%である。〔2〕開票の結果、立候補者23名は全員当選となり、定数に2名不足が出たため、非立候補者の上位得票順に理事就任を打診し、25名を決定した。〔3〕選挙結果の公表については、得票上位順に氏名とともに表記するが、立候補者以外の当選者については、得票数を記載しないとの報告があり、了承された。
山岸理事から、〔1〕本日午前中に、第2回小委員会を開催した。入手した小・中・高校の採択されている教科書の査読にかかるとともに、今後、教科書作成プロセスについて、教科書会社からの説明を受けることも予定している。〔2〕現在の小委員会を常置委員会とし、長期的な対応をはかっていくことも視野にいれているとの報告があり、了承された。
萩原理事から、〔1〕4月9日(日)に第2回小委員会を開催した。協議の結果、施設確保のための財政状況の問題や市川考古博寄託図書の利用状況等からみて、今後は蔵書を所有しない方向で意見の一致をみた。〔2〕そのための方途として、いくつかの案が出されたので、第72回総会で報告するとともに、会報に掲載して広く会員の意見を求める予定であるとの報告があり、了承された。
橋口理事から、4月幹事会での討議事項について、〔1〕今後、総会時に、埋蔵文化財保護を取りまく状況について討議する分科会を設けることを理事会に提案する。〔2〕埋文委内規の改正については、規則と基準の2本立てで整理することを了承し、理事会に形式の提示を求めたうえ、それを基に文言の整理を行う。〔3〕高知城の保存問題につき、関係機関に要望書を提出した。また、三重県の久留倍遺跡は、5月に史跡指定となる予定である。〔4〕5月20日に日本遺跡学会主催によるシンポジウム「高松塚古墳・キトラ古墳を考える」が、大阪市で開催される。〔5〕平城遷都1300年記念事業に対する懸念を、協会として総会時に意思表示する必要があるのではないかとの報告があった。検討の結果、〔1〕の提案については、企画担当理事に検討が要請され、〔5〕については、まず埋文委からの要望書というかたちで対応することが了承された。
萩原理事から、標記案内の報告があり、推薦候補者がある場合には、期日までに事務局まで連絡することになった。
田中理事から、独立行政法人科学技術振興機構による標記事業の説明があり、昨年度までは欧文誌が対象であったが今年からは、和文誌も電子ジャーナル化の対象となったので『日本考古学』で申請を行うとの説明があり、了承された。
青木事務局長から、滋賀大会時の研究発表1「弥生集落における大型建物・方形区画の出現と展開」が、『弥生の大型建物とその展開』として、既刊の研究発表2と同様にサンライズ出版から刊行されることになったので、出版契約書を交わすとの報告があり、了承された。
青木事務局長から、大会時に実行委員会が作成した資料集で、国会図書館に納本されていないものが多々あることから、協会公式サイト上での公開・普及を望む声があるとの報告があった。検討の結果、今後は、実行委員会に国会図書館への納本を要請することになった。
青木事務局長から、担当の変更が生じる理事に対して、事務引継書の提出が求められた。