理事会に先立ち、田中会長と、大会実行委員会から挨拶があった。
続けて、田中理事から、本日の出席者は20名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
田中理事から、東京都の大塚和男会員が2013年9月17日に亡くなられたとの報告があり、哀悼の意を表した。
佐古理事から、『日本考古学年報(覆刻版)』の無償提供について、会員の関係する公共機関、及び会員個人を対象に募集案内を会報第179号に掲載したが、10月理事会現在、申込み数が芳しくない。長野大会時に募集案内の掲示、並びにチラシを配布し周知に努めるが、掲示を見た非会員から応募があった場合、会員への募集締切後に提供してもよいかとの提案があった。審議の結果、締切後に残部があれば、非会員への提供も視野に入れて提供していくことで、承認した。
古瀬理事から、公募中の協会所蔵図書受贈申請について、申請が1件あった旨が報告された。今後、協会図書に係る検討小委員会の委員数名で、事前に検討整理した調査項目に従って、申請機関に調査に赴くことが説明され、了承した。
大竹理事から、「大会実施要項」に基づき日程・役割分担の最終確認があった。
大竹理事から、第8回公開講座について配布チラシの提示があり、当日は田中会長をはじめ、理事5名が参加するとの説明があった。
近藤理事から、8月10日(土)に第2回委員会を開催し、@復興調査の現状を語る講演会を岩手県と宮城県で開催する準備を進めている。A昨年も行った被災3県の現地調査・聞き取り調査について、今年も6班に分かれて行う予定であることが報告された。また、2013年9月理事会・議案第167号で承認された「災害の軽減に貢献するための地震火山観測研究計画の推進について」(中間まとめ)については、提出期限間際であったため、東日本大震災対策特別委員会で協議の上、回答したとの説明があり、了承した。
小川理事から、10月6日(土)に委員会を開催し、@広報委員会の体制について、情報技術やインターネットに詳しい委員が必要である旨の確認を行った。そのため、公式サイト管理者にも参考意見を求めていく。A日本考古学協会公式サイトと英文機関誌『Japanese Journal of Archaeology』サイトとの関係を分かりやすくするための整備が必要であり、英文機関誌編集委員会と協議したいとの説明があり、了承した。
小川理事から、10月6日(土)に第3回委員会を開催し、2013年度長野大会におけるポスターセッションの内容について検討を行った。ポスター以外に、会場において詳細な内容のパンフレットを配布すること、また、来場者へのアンケートを行うとの報告があり、了承した。
森岡理事から、「陵墓古墳の保護対策強化についての要望書」を、10月1日付で宮内庁及び文化庁に陵墓関係15学協会から提出したとの報告があった。
また、菊地理事から、7月12日(金)に宮内庁との陵墓懇談を行い、15学協会25名が参加したこと。懇談に先立ち、明治大学において全体会議を行い、本年度の陵墓保全整備工事について、日本文化財科学会の加入について協議したことが報告された。
続けて、森岡理事並びに清家理事から、事前調査見学が2013年9月18日(水)に小白髪山古墳(清寧天皇陵飛地い号)、2013年10月2日(水)に深草北陵で実施。立会調査見学が2013年10月10日(木)新木山古墳(郡山陵墓参考地)で実施され、いずれも陵墓担当理事並びに近傍の会員が参加したことが報告され、了承した。