大工原理事から、本日の出席者は21名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
大工原理事から、石川県の清水宣義会員と山口県の乗安和二三会員が2014年12月4日、大阪府の水野正好会員が2015年1月27日、東京都の江坂輝彌会員が2月8日、北海道の河野本道会員が3月2日、福岡県の田中良之会員が3月4日に亡くなられたとの報告があり、哀悼の意を表した。
大谷理事から、2015年度の繰越余剰金見込みも加えた収入見込み額に対し、各委員会から提出された予算請求額が上回っていたことが報告された。本年度の支出状況を踏まえて各事業の見直しを図り、2015年度予算案を作成した。2015年度予算案は、@協会公式サイトのリニューアルや会員名簿作成の事業が計画されていること、A予算に弾力性をもたせるため予備費を計上したことにより、各事業において旅費交通費等の支出を抑えた予算案となっている。東日本大震災募金については、発掘調査の成果報告会を2015年度も開催する予定であり、本年度を踏まえた予算案であることが説明された。審議の結果、一部語句の修正を行った上で、原案どおり承認した。
石川副会長から、2月23日(月)に選考委員会を開催し、応募のあった6件の審査を行い、大賞1名、奨励賞2名を選考したとの報告があり、承認した。なお、選考委員会からの意見については、「募集のお知らせ」等での対応を検討することとなった。
馬淵理事から、*会員・*会員、*会員、*会員、*会員、*会員・*会員、*会員、*会員、*会員、*会員・*会員、*会員・*会員・*会員・*会員、*会員、*会員から2014年度をもっての退会届け、*会員、*会員、*会員からは2015年度をもっての退会届けが提出されている旨の報告があり、退会を承認した。
大竹理事から、第81回総会日程並びに理事役割分担(案)の説明があり、了承した。
小川理事から、2月8日(日)と3月13日(金)に委員会を開催し、ホームページでの情報発信の対象・位置づけ等を明確化した上で、企画試案を基にサイトの構成について検討を行った。また、今後の進捗方法・日程について協議したことが報告され、了承した。
佐藤理事から、1月理事会議案第246号を受け、2月5日(木)にアイヌ政策推進室の作業部会に出席し、意見聴取を受けたことが報告され、今後の動向に注視していくことで了承した。
大竹理事から、第9回公開講座を3月7日(土)に小平市民文化会館(ルネこだいら)中ホールで開催し、200名を超える参加を得たことが報告され、了承した。
新納理事から、2014年度の立入り観察を2月20日(金)に実施した。対象とした陵墓は、御廟野古墳(天智天皇山科陵)で、当会からは新納理事と清家理事が参加したとの報告があり、了承した。
田中理事から、@2014年12月にイギリスのマンチェスターで開催された理論考古学会において溝口委員長が宣伝活動を行い、高い関心が示された。A2015年度は、『Japanese Journal of Archaeology』Vol.3,No.1を9月に、No.2を2016年3月に刊行予定であり、刊行体制やスケジュールについて協議したことが報告され、了承した。
菊地理事から、@1月31日(土)に宮古市民文化会館で、2月1日(日)に福島県文化センターで「東日本大震災復興に伴う発掘調査の成果報告会」を開催し、1月31日(土)は約80名、2月1日(日)は83名の参加を得たことが報告された。A2月1日(日)に2014年度第4回委員会を開催し、岩手・宮城・福島3県の現状報告、第81回総会のセッションについての検討、文化財レスキュー等について協議した。B岩手・宮城・福島3県の教育委員会に2月23・24日(月・火)に復興調査に関する諸課題について聞き取り調査を行った。続けて、石川副会長から、C3月3日(火)に埋蔵文化財保護対策委員会と合同で文化庁記念物課と面談を行ったことが報告され、了承した。
篠原理事から、3月14日(土)に2014年度第4回委員会を開催し、@大学アンケートを実施し、3月理事会時点で64箇所から回答いただいた。今後は、第81回総会のポスターセッションに向けて集計を行い結果を提示した上で、さらに分析をすすめていく。A大学アンケートの内容が、2015年度奈良大会の第3テーマ「大学教育と文化財保護」と重なっている箇所もあることから、連携の方法について協議中である。Bこれまでの委員会活動と今後の課題について整理したことが報告され、了承した。
橋本理事から、3月1日(日)に2014年度第2回委員会を開催し、来年度の事業計画について、@2015年度の体制について協議した。A国際化や広報のあり方など共通する活動内容があるため、英文機関誌編集委員会と意見交換を行う。Bアジア考古学四学会合同講演会について、日程・テーマ等を検討したとの説明があり、了承した。
釼持理事から、3月15日(日)に委員会を開催し、@1月理事会議案第249号で承認された「小学校学習指導要領」の改訂に対する要望書を2月2日付で提出し、改訂に対する今後の対応について協議した。A第81回総会で実施するポスターセッションの内容について検討を行った。B2015年度の活動として、会員へのアンケートを計画しているとの報告があり、了承した。
馬淵理事から、3月14日(土)に委員会を開催し、@発信に関する規定については、様々な場合を想定した上で円滑な発信を行うためのマニュアルを作成中であり、報道機関の一覧表等と共に発信体制の整理を順次行っている。A会員のメールアドレスの収集の必要性と課題について協議したことが説明され、了承した。
馬淵理事から、2015年2月・3月幹事会議事録の提示があり、@高知県高知市浦戸城跡において建造物の改築計画があることから、保存と活用について要望書を提出した。A鎌倉市円覚寺西側結界遺構について、保存要望書を提出した。回答を受け、対応を協議している。B千葉市及び南房総市と、遺跡の保護・活用について面談を行った。C3月3日(火)に東日本大震災対策特別委員会と合同で文化庁と面談し、遺跡の保存問題や史跡における鳥獣被害等の問題について、意見交換を行ったことが報告され、了承した。
大工原理事から、1月理事会において督促を要請した3万円の高額滞納者について、会費納入が確認されていない会員に対し、各理事に改めて督促を要請した。
岡山理事から、日本地理学会では高校生のポスターセッションを実施しており、熱意をもった参加がみられることが説明され、当会においても、考古学の魅力を学生に広げることを目的として、高校生ポスターセッションの実施について提案があった。懇談の結果、情報収集や現場の教師の意見を聞くなど調査を行った上で、実現の可能性について検討していくこととなった。
長瀬常務理事から、今年度の第80回総会後に誤発送が発生したことを受けて発送業者の見直しを行い、変更することが説明された。