理事会の開催に先立ち、兵庫県立考古博物館の阿部邦明副館長と2010年度大会の石野博信実行委員長からご挨拶があった。
続けて古瀬理事から、本日の出席者は19名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
石川理事から、当日の理事会提案説明並びに進行について報告があり、理事会提案について協議が行われ、提案説明の文言修正のうえ承認した。続けて金子監事から、10月14日(木)に須田副会長、馬淵和雄会員の立会いのもと、金子、原田監事が14日までに協会事務所に届いた議決権行使書の集計確認作業を行った旨の報告があり、承認した。
北條理事から、『日本考古学年報』63号(2010年度版)の執筆者選定委員候補者案の説明があり、原案通り承認した。
田中副会長から、6月理事会で承認された内規に基づき、理事2名と会員3名からなる選考委員候補者案の説明があり、原案通り承認した。
古瀬理事から、*退会届けが提出されている旨の報告があり、承認した。
池上理事から、16名の資格審査委員が決定した旨の報告があり、了承した。
宮本理事から、12月4日(土)に開催する第6回公開講座のリーフレットの提示があり、当日は田中副会長並びに担当理事の宮本、櫃本理事が参加するとの報告があり、了承した。
水村常務理事から、愛媛県北宇和郡鬼北町教育委員会から、鬼北町歴史シンポジウム「史跡の保存整備と利活用−国史跡等妙寺旧境内のこれから−」への後援依頼があり、期日が迫っていたことから、事前に後援を了承したとの報告があり、了承した。
理事会の開催に先立ち、石川理事から本日の出席者は20名で過半数に達しており、本理事会が成立することが報告され、議事に入った。
石川理事から、昨日の臨時総会において理事会案が否決された結果を受けて、臨時総会終了後、直ちに総務会を開催して今後の対応を協議し、本日の臨時理事会を開催することにしたとの説明があったのち、以下の諸点について審議した。
@臨時総会議長団からは、今後は協会員が一丸となって、より良い協会運営を目指すために、理事会には特別委員会等の設置の検討を、会員にはそれに協力するよう、それぞれ求めるとの提言があった。特別委員会の設置は総会の議決によることから(特別委員会規定第1条)、前・中期旧石器問題の時の対応にならい、来春総会までの間は特別委員会準備会を設置して、来春第77回総会で特別委員会の設置を諮る。なお、この準備会の設置は常置委員会及び小委員会設置規則に基づく小委員会として位置付ける。また、準備会の委員構成については来春1月理事会に原案を提示して承認を求めるとの説明があり、準備会の設置と今後のスケジュールを承認した。Aこれに伴い、協会図書対応検討小委員会については、活動を休止し、寄贈先の決定もしくは設置6年(2007年に設置)で解散とする(常置委員会及び小委員会設置規則第2条第2項・第4項)。Bセインズベリー日本藝術研究所には、昨日、白井協会図書対応検討小委員会委員長が、Simon Kaner副所長に臨時総会の結果を報告した。理事会案が否決されたことから、倉庫の管理は協会に戻ることになり、セインズベリー日本藝術研究所が負担した今春3月の移動運搬料並びに4月以降の倉庫料についても、協会が負担することになる。C今回の臨時総会開催にかかった費用(通信費・印刷費)は約80万円、上記の協会負担額は約143万円で、計約223万円の臨時支出が発生するため、早急に下半期の事業の見直しもしくは凍結を図り対応する必要がある、との説明があり、Cについては、財務担当理事と事務局で協議し、各担当理事・委員会に事業の見直しを要請することを承認した。また、来年度以降も年間約100万円の倉庫料が発生し続けることから、今後の行動計画のなかで事業の縮小、会費の値上げも視野に入れる必要があることを確認した。