2004年11月理事会記録
- 日時：2004年11月５日（金）16：30～18：20
- 場所：広島市・まちづくり市民交流プラザ６階研修室Ｃ
- 出席：田村晃一・木下正史・石川日出志・稲野裕介・大竹幸恵・金子直行・金子裕之・河瀬正利・西藤清秀・佐久間貴士・佐古和枝・丹羽佑一・萩原三雄・橋口定志・橋本久和・百瀬正恒（事務局：外山和夫・酒井和子・西 秀子）
- 欠席：髙橋浩二・滝沢 誠・田中良之・辻 秀人・鶴丸俊明・西谷 正・菱田哲郎・山岸良二
- 進行：岡内三眞
１．会員の訃報について
岡内理事から、東京都の鈴木 尚会員が2004年10月１日に、鈴木公雄会員が10月22日に亡くなられた旨の報告があった。
２．陵墓報告
岡内理事から、平成16年度陵墓限定公開見学会は雲部車塚古墳で11月12日（金）午後１時から開催される。協会からは菱田理事・石部正志会員・一瀬和男会員が参加する旨の報告があり、詳細については、次回理事会にて菱田理事から報告を受けることになった。
３．第71回（2005年度）総会ならびに2005年度大会について
河瀬理事から、〔1〕第71回（2005年度）総会は、国士舘大学世田谷校舎にて2005年５月21・22日に開催。〔2〕2005年度大会は、福島県文化センターにて2005年10月22・23・24日に開催の予定であるとの報告があり、了承された。
４．埋文委報告
橋口理事から、〔1〕10月18日（月）に文化庁との懇談を行った。埋文委からは橋口・北條事務局長・川島事務局次長・矢島幹事・鈴木幹事が出席して、和歌山県根来寺遺跡・三重県久留倍遺跡・兵庫県徳川大坂城東六甲採石場跡・平城京跡・新潟県軽井川南遺跡群・埼玉県馬場小室山遺跡の保存問題や、市町村合併、民間調査機関導入の問題を討議した。〔2〕広島大会時にあわせ11月７日（日）に情報交換会を開催する。〔3〕10月新潟県柏崎市軽井川南遺跡群について、８月21日に川島・松崎両事務局次長・橋口が現地視察を行い、要望書を提出。〔4〕埼玉県さいたま市馬場小室山遺跡の保存問題については、10月29日付けで再要望書を提出した。〔5〕兵庫県芦屋市徳川大坂城東六甲採石場跡の保存問題について、10月21日（木）に、県教育長・文化財室長との懇談が行われ、協会から髙橋副委員長・北條事務局長・鈴木幹事、川口委員、佐久間理事が参加した。〔6〕新潟県中越地震に伴う文化財の被害状況について、協会としての対応を考える必要があるとの報告があり、〔4〕と〔5〕について佐久間理事から補足説明があった。〔6〕については、会員から募金活動への問い合せもあることから、併せて検討することになった。
５．2004年度広島大会について
河瀬理事から、大会スケジュールならびに理事役割分担の確認があり、了承された
６．その他
〔1〕新潟県中越地震について
岡内理事から、会員から広島大会時に新潟県中越地震への募金活動を行う予定があるのかとの問い合せがあるとの報告があり、検討が行われた。検討の結果、大会時には募金活動は行わず、現地の状況を把握したうえで災害に伴う文化財対策について対応をはかることになり、石川総務と文化財保護担当の大竹理事・佐古理事・橋口理事を中心に、実態調査を行うことになった。
〔2〕時代表記について
佐久間理事から、年報の時代表記について、次回理事会で検討したいとの提案があり、了承された。
〔3〕日本学術会議会員候補者に関する情報提供について
田村会長から、〔1〕日本学術会議法の一部改正により、日本学術会議会員の選考方法については登録学術研究団体から推薦する方式を改め、日本学術会議が自ら会員候補者を選考する方式になった。〔2〕ただし、制度改正後の初回の会員候補者の選考に関しては、「日本学術会議会員候補者選考委員会」が、学術研究団体等から会員候補者情報を収集し選考するかたちになる。協会にも、14名以内の会員候補者の情報提依頼があるとの報告があり、14名の候補者案が示され了承された。
日本考古学協会