田中理事から、神奈川県の玉利勲会員が2004年12月26日に、山口県の國分直一会員が2005年1月11日に、新潟県の佐藤俊策会員が1月18日に亡くなられた旨の報告があった。
丹羽理事から、〔1〕1月14日に会場視察と研究発表等の打合せを行った。〔2〕研究発表申込みは71件あり5会場で開催する。その他に実行委員会側で「古代の信仰を考える」をテーマに、1会場を設ける。〔3〕発表時の使用機器は、80%がパワーポイントを希望していることから、当日のトラブルを避けるために事前にデータを送付してもらう方法を考えているとの報告があり、了承された。続けて、3月の会報に掲載する「総会議題」の検討が行われ、了承された。
河瀬理事から、実行委員会から提出された実施要項(案)の説明があり、了承された。
金子直行理事から、〔1〕各担当理事に対し、2005年度予算案の提出が要請された。〔2〕1月20日時点での、30,000円以上の会費高額滞納者26名が報告され、各理事が分担して連絡に当たることになった。
金子直行理事から、〔1〕1月の幹事会では、和歌山県根来寺遺跡、埼玉県馬場小室山遺跡、千葉県貝塚町貝塚群の保存問題について協議するとともに、関西連絡会からは、三重県久留倍遺跡、兵庫県岩ヶ平石切丁場遺跡、京都府薪遺跡等の保存問題につき報告があった。〔2〕平城宮跡の保存問題につき、高速道路から世界遺産・平城京を守る会から、日本ユネスコ常駐代表部が世界遺産委員会に宛てた書簡に対する意見書案文の照会があるとの報告があり、案文の検討が行われた。〔3〕『第3次埋蔵文化財白書』は、『第3次埋蔵文化財白書−遺跡の保護と開発のはざまで−』というタイトルで、2月末日までには刊行の予定。刊行に伴い講演会を開催したらどうかとの提案があり、この件については、企画担当理事と相談のうえ予算化等をはかることが了承された。
田中理事から、2月12日(土)に新潟大学において、新潟大学人文学部地域文化連携センター主催のシンポジウム「新潟県中越地震からの文化遺産の救出と現状」が開催されるので、協会からは石川理事・大竹理事が参加する旨の報告があり、了承された。
田中理事から、旧石器問題特別委の小林委員長と矢島委員から、各関係機関に対して、捏造関係資料の保存管理と将来における再検証への対応を依頼して、旧石器問題特別委としての最後の仕事としたいが、旧石器問題特別委自体は解散してしまっていることから、理事会からの依頼を検討願いたいとの要請があるとの報告があり、理事会からの依頼を行うことが了承された。
外山事務局長から、「会費に関する規則(原案)」並びに「理事選挙規則(原案)」追加条項(案)の説明があり検討が加えられた。続けて田中理事から、これからの協会のあり方等に関する石川理事からの提言が報告され、併せて機関誌投稿数増加等の懸案解消のために学生会員制度を検討する必要性が述べられた。この件については、会長・木下副会長・石川理事・研究環境整備担当の鶴丸理事と文化財保護担当の橋口理事を中心に小委員会の構成を検討し、次回に案を提出することが了承された。
〔1〕科学研究費の審査委員候補者情報登録について
木下副会長から、表記候補者の選定については、会長・副会長・総務担当理事で相談のうえ決定したいとの説明があり、了承された。
〔2〕倫理綱領小委員会について
木下副会長から、表記委員会を3月1日(火)に開催する旨の報告があった。
〔3〕2003年度滋賀大会記録の刊行について
田中理事から、滋賀大会時の研究発表1「弥生集落における大型建物・方形区画の出現と展開」及び研究発表2「渡来人の受容と生産組織」のシンポジウム記録集が刊行される旨の報告あった。
〔4〕シンポジウムの開催について
百瀬理事から、(仮)「大阪湾の流通企画原案」の説明があり、追って協会宛に、後援等の依頼を要請する予定であるとの報告があった。
〔5〕機関誌について
金子裕之理事から、『日本考古学』への投稿原稿が少ないため、各理事に対し原稿の募集が依頼された。