平素より、当協会の活動にご理解・協力をいただき誠にありがとうございます。
会員ページ右肩に表示されております、入金情報「会費未納分〇年」は状況反映までにお時間をいただきます。
特に、会費決算・会計監査の関係で2025年4月1日以降にご入金いただいた会費につきましては現在は反映されておりませんのでご注意ください。
入金反映にお時間をいただき誠に恐縮ではございますが、ご理解の程何卒よろしくお願い申しあげます。
日本学術会議は、先般4月15日に<次世代につなぐ日本学術会議の継続と発展に向けて~政府による日本学術会議法案の国会提出にあたって~>を発出しました。
日本学術会議は、第二次世界大戦を経て、わが国の平和的復興、人類社会の福祉に貢献し、世界の学界と提携して学術の進歩に寄与することを使命として日本学術会議法に基づいて設立された日本のアカデミーであり、内閣総理大臣の所轄のもと、政府から独立して職務を行う「特別の機関」として1949年に設立されました。
しかるに、政府が今国会に提出した日本学術会議にかかる法律案は、現行の日本学術会議を廃止して新たに法人として設立する内容です。日本学術会議の声明は、この法律案は問題が多く、日本学術会議と政府との信頼関係を損なうのではないかという懸念から発せられました。そして、ナショナルアカデミーとして組織が満たすべき5要件(①学術的に国を代表する機関としての地位、②そのための公的資格の付与、③国家財政支出による安定した財政基盤、④活動面での政府からの独立、⑤会員選考における自主性・独立性)を示した上で、国会において修正の可能性を含め、十分に慎重な審議を求めています。この声明が決定された第194回日本学術会議総会では、「日本学術会議法案の修正について」の決議もなされ、上記5要件の充足と、会長が示した5項目の懸念をすべて払拭することを求めています。
1948年に創設された日本考古学協会も、日本学術会議の設立過程と歩調を合わせるように戦後の新しい学術体制の整備を目指したもので、考古学研究を通して学術の進歩および学術成果をもとに社会の発展に寄与することを目的としています。
私たち日本考古学協会は、日本学術会議の今般の声明と決議を強く支持することをここに表明し、その趣旨が誠実に履行されることを求めます。
2025年4月25日
一般社団法人 日本考古学協会
会長 石川 日出志
全国の大学で開設された考古学関係講義一覧は、協会公式サイトで公開しております。
つきましては、本年度(2025年度)の大学における考古学関係講義につき会員の皆様のご協力をお願い申し上げます。
本年度(2025年度)に講座の新設・増設・訂正などがございましたら、下記の要領のとおり、協会事務局までメールにてお知らせください。
なお、お知らせのない場合は、前年度通りとして処理させていただきますが、協会公式サイト内でもアクセス数の多いページですので、何卒ご協力くださいますよう重ねてお願いいたします。
<記入例> 2025年度
大 学 名 | 講 座 名 | 職 名 | 氏 名 |
北海道大学 | 考古学概論 | 教 授 | 小 杉 康 |
東京学芸大学 | 文化財科学概論 | 専任講師 | 新 免 歳 靖 |
国士舘大学 | 考古学実習Ⅲ | 非常勤講師 | 井 上 尚 明 |
※講師の場合には、 専任か非常勤かの区別を明記ください。
※連絡先メールアドレス kogiichiranアットarchaeology.jp (アットの箇所を@に変換してご入力ください)
※編集の都合上、6月2日(月)までにお知らせいただきたくお願い申し上げます。
5月25日(日)
口頭発表
- 10時00分 開 会
- 15時55分 第2会場 閉 会
- 16時20分 第1会場 閉 会
第1会場:筑波大学第一エリアH棟1階 1H101大講義室
1 | 10時00分~10時25分 | 国武貞克・須藤隆司・妹尾周三・藤野次史 | 「広島県廿日市市冠遺跡第8地点Ⅵ層の発掘調査成果(第1報)―後期旧石器時代を遡る可能性のある石器群の層位的検出―」 |
---|---|---|---|
2 | 10時25分~10時50分 | 森先一貴・出穂雅実・Jeffrey Ferguson・光石鳴巳・沖 憲明・田中 謙 | 「安山岩全点分析を通じた瀬戸内西部における狩猟採集民の行動戦略とその変化」 |
3 | 10時50分~11時15分 | 木村 淳・菅 浩伸・三納正美・田中 謙・谷川 亘・井尻 暁・森先一貴 | 「愛媛県今治市伯方島金ヶ崎沖後期更新世水没地形の水中考古学探査調査」 |
4 | 11時15分~11時40分 | 上峯篤史 | 「岐阜県湯ヶ峰黒曜岩原産地における堆積物の形成過程と石器群の年代」 |
5 | 11時40分~12時05分 | 中山誠二・西内巧・佐藤雅一・長澤展生・佐藤信之 | 「圧痕分析・プロテオーム解析による縄文時代中期の食性解明への試み―津南町沖ノ原遺跡、道尻手遺跡の出土遺物を中心に―」 |
6 | 14時15分~14時40分 | 小畑弘己・李 潤枝 | 「縄文時代早期の貝殻混入土器の発見」 |
7 | 14時40分~15時05分 | 佐野勝宏・戸塚瞬翼・長岡彩幸・菅原わかば・小出遥香・平野尚浩・樋泉岳二 | 「徳之島コウモリイョー遺跡の調査成果」 |
8 | 15時05分~15時30分 | 篠原和大・稲垣栄洋・菊地有希子・辻 康男・バンダリ スダルシャン・那須浩郎 | 「登呂遺跡実験田の種実調査からみた弥生時代の水稲栽培」 |
9 | 15時30分~15時55分 | 白石哲也・大森貴之・山田圭太郎・岡村 渉・篠原和大・小泉祐紀・梶山倫裕 | 「静岡県登呂遺跡の廃絶年代の解明」 |
10 | 15時55分~16時20分 | 髙橋浩二 | 「布掘り柱掘形をもつ掘立柱建物からみた弥生時代の日本海通交」 |
第2会場:筑波大学第一エリアH棟2階 1H201大講義室
11 | 10時00分~10時25分 | 寺前直人 | 「分銅形土製品の起源」 |
---|---|---|---|
12 | 10時25分~10時50分 | 岡安光彦 | 「倭人と倭弓のエスニシティ」 |
13 | 10時50分~11時15分 | 浜田晋介・千葉隆司・山本孝文 | 「茨城県風返稲荷山古墳の再検討」 |
14 | 11時15分~11時40分 | 小川卓也・福田貫之・青木 弘・呉 心怡・有水祥真 | 「群馬県前橋市総社古墳群における横穴式石室の調査―宝塔山古墳の朱線と石材加工痕を中心に―」 |
15 | 11時40分~12時05分 | 舘内魁生・鹿納晴尚 | 「顎面に型押しの施文を有する軒平瓦について―X線CTによる製作技術の検討と相互関係―」 |
16 | 14時15分~14時40分 | 塚本敏夫・坂本 俊・田邊征夫・三村 衛・朽津信明・金田明大・土井一生・大川拓也・奥田 悟・石井正紀 | 「地球温暖化による劇的環境変動に適した石造文化遺産の調査・保存法の総合的研究―竹田城花屋敷曲輪での危険個所の状態調査・モニタリング調査―」 |
17 | 14時40分~15時05分 | 野﨑貴博 | 「旧日本陸軍第一七師団駐屯地の調査研究の軌跡と近年の実践」 |
18 | 15時05分~15時30分 | 中山 豊 | 「写真考古学と伝承考古学の防災・減災への可能性―神奈川県横浜市関内の関東大震災航空写真資料と現存する被写体建物―」 |
19 | 15時30分~15時55分 | 黄 暁芬 | 「ベトナム古代都市建設の選地と方位思想」 |
セッション
- 9時55分 開 会
- 16時20分 第5会場 閉 会
- 16時45分 第3・4・6会場 閉 会
※趣旨説明を5分で行うセッションは、午前午後ともに、口頭発表会場の開始時間より5分早く始まります。詳細は各会場をご確認ください。
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第3会場:筑波大学第一エリアD棟2階 1D201講義室
セッション1「奄美群島の葬墓制に関する考古学的調査研究」
- | 9時55分~10時00分 | 関根達人 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
1 | 10時00分~10時25分 | 関根達人 | 「奄美群島の葬墓制の変遷と地域性」 |
2 | 10時25分~10時50分 | 渡辺芳郎 | 「薩摩焼苗代川産甕の奄美群島への流通」 |
3 | 10時50分~11時15分 | 宮城弘樹 | 「島々の墓制の時間的推移─沖縄・奄美両地域の比較を中心に─」 |
4 | 11時15分~11時40分 | 榎本剛治 | 「奄美群島における厨子甕の納骨方法」 |
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セッション2「サピエンス数理先史学一新人拡散にともなう文化進化モデリング一」
1 | 14時15分~14時40分 | 西秋良宏 | 「サピエンス数理先史学─趣旨説明─」 |
---|---|---|---|
2 | 14時40分~15時05分 | 門脇誠二 | 「西アジアを定点とする旧石器文化進化の研究」 |
3 | 15時05分~15時30分 | 田村 亨 | 「サピエンス数理先史学での地球科学の役割」 |
4 | 15時30分~15時55分 | 野林厚志 | 「数理先史学における民族誌データの活用の方法論」 |
5 | 15時55分~16時20分 | 田村光平 | 「パレオアジアDBの解析とシミュレーション」 |
6 | 16時20分~16時45分 | 若野友一郎 | 「生態文化的分布拡大モデル」 |
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第4会場:筑波大学第一エリアD棟2階 1D204講義室
セッション3「縄文中期から後期への社会変動を読み解く」
(日本人類学会骨考古学分科会との共催)
- | 9時55分~10時00分 | 高橋龍三郎 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
1 | 10時00分~10時25分 | 池谷信之 | 「縄文時代後期の黒曜石流通と社会組織」 |
2 | 10時25分~10時50分 | 太田博樹・脇山由基 | 「千葉県市原市縄文後晩期遺跡群出土人骨の血縁解析」 |
3 | 10時50分~11時15分 | 近藤 修 | 「内耳骨迷路形態による古人骨集団間・個体間の分析」 |
4 | 11時15分~11時40分 | 高橋龍三郎 | 「遺構・遺物から見た縄文後期のトーテミズム」 |
5 | 11時40分~12時05分 | 米田 穣 | 「骨考古学による縄文時代の動物供犠の検討」 |
6 | 12時05分~12時30分 | 討論 |
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セッション4「統合生物考古学による縄文社会研究の現段階」
- | 14時10分~14時15分 | 山田康弘 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
1 | 14時15分~14時40分 | 皆川真莉母 | 「縄文時代に風葬はあったのか?─タフォノミー痕跡からみる縄文時代の墓制─」 |
2 | 14時40分~15時05分 | 青野友哉 | 「縄文時代は平和だったのか?─受傷痕からみた縄文時代の争い」 |
3 | 15時05分~15時30分 | 佐宗亜衣子・水野文月 | 「廃屋墓は家族の埋葬地点なのか?─mtDNA分析からみた廃屋埋葬人骨の血縁関係─」 |
4 | 15時30分~15時55分 | 太田博樹・脇山由基 | 「埋葬小群は家族の埋葬地点なのか?─古代のゲノム解析からみた埋葬人骨の血縁関係─」 |
5 | 15時55分~16時20分 | 山田康弘 | 「統合生物考古学からみた縄文時代の家族と社会」 |
6 | 16時20分~16時45分 | 討論:社会研究における統合生物考古学の有効性 |
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第5会場:筑波大学第一エリアC棟2階 1C210講義室
セッション5「土器で何を調理したのか?一土器残存脂質分析による学際的アプローチ(4)一」
- | 9時55分~10時00分 | 宮田佳樹 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
1 | 10時00分~10時25分 | 宮田佳樹・宮内信雄・小澤仁嗣・堀内晶子 | 「土器残存脂質分析法―分析方法の紹介と考古学的な応用―」 |
2 | 10時25分~10時50分 | 村本周三・福井淳一・宮内信雄・小澤仁嗣・堀内晶子・宮田佳樹 | 「北海道網走湖周辺における先史時代の土器調理の変遷」 |
3 | 10時50分~11時15分 | 福井淳一・村本周三・宮内信雄・小澤仁嗣・堀内晶子・宮田佳樹 | 「長期間にわたる土器調理の変遷」 |
4 | 11時15分~11時40分 | 山本真也・宮田佳樹・堀内晶子・宮内信雄・小澤仁嗣・佐野 隆 | 「土器残存脂肪酸の分子レベル水素同位体比による古食性復元手法の開発」 |
6 | 11時40分~12時05分 | 討論 |
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セッション6「鉛同位体比からみた弥生・古墳時代の青銅器サプライチェーン」
- | 14時10分~14時15分 | 岩本 崇 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
1 | 14時15分~14時40分 | 吉田 広 | 「鉛同位体比分析からみた武器形青銅器の生産と原料入手」 |
2 | 14時40分~15時05分 | 清水邦彦 | 「銅鐸生産における金属原料の入手とその利用」 |
3 | 15時05分~15時30分 | 平郡達哉・岩本 崇 | 「鉛同位体比からみた弥生・古墳時代倭鏡の原料とその入手・利用」 |
4 | 15時30分~15時55分 | 澤田秀実 | 「古墳時代中期後半から後期の青銅製品、銅製品に用いられた銅鉛原材料」 |
5 | 15時55分~16時20分 | 討論 |
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第6会場:筑波大学第一エリアC棟3階 1C310講義室
セッション7 災害対応委員会
「能登半島地震をめぐる文化財被災の現状と対応」
- | 9時55分~10時00分 | 河村好光 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
1 | 10時00分~10時25分 | 北林雅康 | 「令和6年能登半島地震─文化財の被害状況と保全の取り組み─」 |
2 | 10時25分~10時50分 | 中野知幸 | 「被災自治体における文化財レスキュー活動と文化財防災の課題」 |
3 | 10時50分~11時15分 | 松井広信 | 「富山県の被災状況について」 |
4 | 11時15分~11時40分 | 安中哲徳 | 「能登半島地震における石川考古学研究会の取り組みと文化財保護」 |
5 | 11時40分~12時05分 | 伊藤雅文 | 「能登半島地震における被災文化財への対応と問題」 |
6 | 12時05分~12時30分 | 討論 |
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セッション8 研究環境検討委員会 研究倫理部会
「アイヌ民族に関する研究倫理指針と日本考古学協会の役割」
1 | 14時15分~14時40分 | 藤沢 敦 | 「趣旨説明」 |
---|---|---|---|
2 | 14時40分~15時05分 | 加藤博文 | 「アイヌ遺骨・副葬品の返還をめぐる動きからラウンドテーブルへの経緯」 |
3 | 15時05分~15時30分 | 佐藤宏之 | 「ラウンドテーブル報告書作成に至る議論の経緯と報告書の内容」 |
4 | 15時30分~15時55分 | 矢島國雄 | 「研究倫理指針作成に至る議論の経緯と倫理指針の内容」 |
5 | 15時55分~16時20分 | 井上悠輔 | 「研究倫理をめぐる現状とアイヌ研究倫理指針」 |
6 | 16時20分~16時45分 | 討論 |
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ポスターセッション
会場:筑波大学第一エリアC棟4階 1C403講義室
10時00分 開 会
16時30分 閉 会
【会場】 ・掲示作業:5月25日(日) 9時30分~10時00分 ・掲示時間:5月25日(日) 10時00分~16時30分 ・解説時間:5月25日(日) 13時00分~14時00分 ・撤去時間:5月25日(日) 16時30分~16時45分 |
※解説は会場でのみ実施いたします。オンラインではポスターデータのみの掲載を予定しています。
P01 | 日下宗一郎・西岡佑一郎・木村 淳・森先一貴 | 「後期更新世ナウマンゾウ化石の放射性炭素年代測定」 |
---|---|---|
P02 | 大塚宜明・飯田茂雄・朝井琢也・澤井 玄・石村 史・林 勇介・勝田一気・齋藤翔弥・伊藤初弥 | 「北海道常呂郡置戸町置戸山2遺跡の第9次発掘調査概要報告」 |
P03 | 福山博章・辻 康男・渡辺幸奈・上峯篤史・尾形優真・田中秀弥・鈴木郁哉 | 「京都府城陽市水主神社東遺跡第12・16次調査─木津川流域における縄文時代水場遺構の調査─」 |
P04 | 山口雄治 | 「14C年代測定を利用した低湿地型貯蔵穴における同時利用数の推定」 |
P05 | 小林謙一・横山英介・相原淳一・米田 穣・尾嵜大真・大森貴之 | 「北海道における草創期土器の拡散―大麻1遺跡の年代測定研究―」 |
P06 | 西本志保子・奈良部大樹・佐々木由香・宮田将寛・小林謙一 | 「神奈川県相模原市上中丸遺跡出土のシソ属多量圧痕土器」 |
P07 | 河野摩耶・南 武志・高橋和也・遠部 慎・西本志保子・小林謙一 | 「愛媛県上黒岩第二岩陰遺跡の縄文時代早期の人骨に伴う朱と産地」 |
P08 | 荒山千恵・大江克己・藪中剛司・石橋孝夫 | 「石狩市紅葉山33号遺跡出土の漆塗り弓(文様入り)を対象とした分析装置を用いた調査研究」 |
P09 | 遠部 慎・畑山智史 | 「岡山県笠岡市東村貝塚の再評価」 |
P10 | 小林青樹 | 「弥生文化形成期の布目圧痕土器」 |
P11 | 川久保善智・大野憲五・藤田 尚 | 「幾何学的形態測定法を用いた韓国勒島遺跡および礼安里遺跡出土人骨の頭蓋顔面形態解析」 |
P12 | 谷畑美帆・宮代栄一 | 「千葉県出土古墳時代馬具の研究─富津市内裏塚古墳群出土例を中心に─」 |
P13 | 平井洸史・吉村和昭・青柳泰介・奥山誠義・河﨑衣美・横須賀倫達 | 「国宝 藤ノ木古墳出土品の再修理における考古学的新知見─銀装刀子の構造と系譜的理解─」 |
P14 | 水野敏典・平井洸史・中尾真梨子・奥山誠義・北井利幸 | 「三次元計測からみた空玉」 |
P15 | 高尾将矢 | 「新潟県出土の権状錘」 |
P16 | 清水 香・米田 穣・尾嵜大真・高橋美鈴・永谷幸人・鈴木弘太 | 「中世漆椀の年代・技法・分布─型押(スタンプ)文─」 |
P17 | 中島金太郎・沓名貴彦・片多雅樹 | 「長崎県西海市横瀬郷出土銀製品について」 |
P18 | 高田祐一・大村 陸・林 瑞樹・板倉健太・林 拓哉 | 「石垣BIMによる調査研究高次化と効率化─石材自動セグメンテーションと定量的分析手法の開発─」 |
P19 | 石神裕之 | 「具足山立本寺墓標の変遷─無縁墓の調査を中心として─」 |
P20 | 野口 淳・高田祐一・武内樹治 | 「考古遺跡の中広域動態からみた土地・景観利用の変遷史」 |
P21 | 小林正史・上條信彦 | 「弥生前期から古墳前期への湯取り法炊飯の変遷、および、その変化における東西日本間のタイムラグ」 |
P22 | 神林幸太朗 | 「関東・東北地方における支脚・炉器台・転用器台─古墳出現期の事例から─」 |
P23 | 三谷智広・小林 嵩・白石哲也・杉山祐一 | 「千葉県草刈遺跡のススコゲ分析からみた弥生後期から古墳前期への炊飯方法の変化」 |
P24 | 君嶋利行・坂本嘉和 | 「鳥取県長瀬高浜遺跡の古墳前期深鍋のススコゲ分析からみた東西日本間の炊飯法の違い」 |
P25 | 妹尾裕介 | 「古代小鍋の使い方と、小鍋による湯取り法炊飯が残存する理由」 |
P26 | 久保田慎二 | 「東アジアにおける湯取り法炊飯の広がりと変遷の背景」 |
P27 | 大谷育恵・若木重行・岡田文男・川崎教行 | 「夾紵胎漆器の下地構造に対するSEM-EDS分析─漢代の有銘漆器3点に対して─」 |
P28 | 市川 彰・立田 渉・森川公康 | 「深層学習による三次元点群解析を用いた土器分類─マヤ南部地域の資料を中心に─」 |
P29 | 山口欧志 | 「簡便な文化財三次元計測方法の比較」 |
P30 | 千葉 豊・山本悦世・堀内秀樹・水ノ江和同・「大学埋文」連絡協議会 | 「「大学埋文」の取り組み―文化財保護と研究・教育―」 |
P31 | 櫻井準也・片山健介 | 「学習マンガと日本考古学―その関係性と学校教育における学習マンガの活用―」 |
P32 | 研究環境検討委員会 | 「大学における考古学教育に関する実態調査について(中間報告)」 |
P33 | 社会科・歴史教科書等検討委員会 | 「学校教育と考古学(その9)―日本考古学協会・日本人類学会・日本旧石器学会連携『義務教育における歴史学習の始まり』を考える―」 |
P34 | 埋蔵文化財保護対策委員会 | 「2024年度埋蔵文化財保護対策委員会の活動」 |
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高校生ポスターセッション
会場:筑波大学第一エリアC棟4階 1C406講義室
10時00分 開 会
16時30分 閉 会
【会場】 ・掲示作業:5月25日(日) 9時30分~10時00分 ・掲示時間:5月25日(日) 10時00分~16時30分 ・解説時間:5月25日(日) 13時00分~13時45分 ・表彰式 :5月25日(日) 13時45分~14時00分 ・撤去時間:5月25日(日) 16時30分~16時45分 |
※解説は会場でのみ実施いたします。オンラインではポスターデータの掲載を予定しています。
K01 | 立命館慶祥高等学校 田代優月 | 「縄文土器の地域ごとの種類と地質の分析調査─なぜ縄文土器は地域によって種類が違うのか─」 |
---|---|---|
K02 | 福島県立相馬高等学校 郷土部(大和田愛実・蛯原梨央・寺島帆乃香・荒 和花・志賀美月) | 「相馬中村城と城下町に関する一考察」 |
K03 | 栃木県立矢板東高等学校 リベラルアーツ同好会(印南侑璃・東泉伊恭) | 「御前原秘匿飛行場に関する考察」 |
K04 | 開智高等学校 浅井俊宇 | 「船王後墓誌から考える日本の墓誌─日本の墓誌文化は船一族がもたらした─」 |
K05 | 埼玉県立本庄高等学校 考古学部(安達友健) | 「妻沼聖天様。地域とともに歩んだ800年」 |
K06 | 東邦大学付属東邦高等学校 考古学部(中野佑馬) | 「我が校蔵の土器の研究」 |
K07 | 自由学園高等部 佐藤花穏 | 「自由学園南遺跡─彼らの住環境─」 |
K08 | 東京都立神津高等学校 才賀孝太郎 | 「東京都神津島村における考古学的文化財を地域理解のために活用する方法の考察と実施」 |
K09 | 東京都立小金井北高等学校 佐藤凜々加 | 「戊辰戦争における海況の分析」 |
K10 | 神奈川県立足柄高等学校 歴史研究部(井上幸生) | 「からさわ古窯と千代廃寺」 |
K11 | 神奈川県立横須賀大津高等学校 阿部紘己 | 「ストーンサークル 円と祭祀」 |
K12 | 法政大学第二高等学校 社会科学・歴史研究部(武藤忠英・浦沼凌生・小森 智) | 「所蔵瓦からみる武蔵国古代影向寺」 |
K13 | 岐阜県立関高等学校 地域研究部(平田恵大・長屋 颯太) | 「カナクズ山・野外ミュージアム構想─自治体を越えた文化財の活用─」 |
K14 | 徳島県立脇町高等学校 園田映音 | 「『吉野川域に於ける塚穴』第六種に関する考察─中井伊與田は何を見たのか─」 |
K15 | 松陰高等学校 河野若葉 | 「先秦時代の墓の赤と弥生時代開始時期に関する再検証」 |
K16 | 福岡県立糸島高等学校 歴史部(中西海斗・久間広志・今村優斗) | 「荒牟田1号墳出土象眼鍔の検討2」 |
K17 | 熊本県立宇土高等学校 科学部地学班(吉田大暉) | 「熊本から近畿地方の古墳の石棺材として運ばれた馬門石が赤い理由」 |
K18 | 鹿児島県立古仁屋高等学校 まちづくり研究所部(志摩潮音・小田風夏) | 「史跡の保存と活用における地域の課題─奄美大島の國史跡の活用について─」 |
※13時45分から、会場にて表彰式を行います。
日本考古学協会では、陵墓の公開を進める活動をおこなっており、全国各地の考古学・歴史学・歴史教育に関する学協会で構成される陵墓関係17学協会の一員として活動しています。陵墓を巡る公開運動は、1976年に10学協会で共同して「「陵墓」の保護と公開を要求する声明」を発出してから、様ざまな機会に陵墓の公開や保護にかかる「要望」や「声明」を、宮内庁や文化庁等に提出してまいりました。これまでの活動の詳細については、下記の書籍等を参照していただきたいと思います。近年ようやく周濠のある陵墓について、立入り観察を実施することができるようになってまいりました。これからも陵墓の公開にかかる活動を進めていくとともに、広く一般の方々と共有できる方法を探っていきたいと考えています。
参考文献
・今尾文昭・高木博志2017『世界遺産と天皇陵古墳を問う』思文閣出版
・茂木雅博1997『天皇陵とは何か』同成社
・陵墓限定公開20回記念シンポジウム実行委員会編2000『日本の古墳と天皇陵』同成社
・「陵墓限定公開」30周年記念シンポジウム実行委員会編2012『「陵墓」を考える』新泉社
・「陵墓限定公開」40周年記念シンポジウム実行委員会編2021『文化財としての「陵墓」と世界遺産』新泉社
一般社団法人日本考古学協会第91回(2025年度)総会は筑波大学筑波キャンパスを会場として、下記の要領で開催いたします。今総会は、総会・公開講演会及び研究発表会は対面とオンラインのハイブリッド方式で、懇親会・図書交換会、ポスターセッションのコアタイムは対面で実施します。
【会員の皆様へ】
会場・配布資料等の準備がありますので、参加申し込みは、『会報№214』同封の葉書または当会ホームページの申込フォームから4月26日(土)までにお送りください。
また、総会は、定款第14条に従って開催されます都合上、当日出席できない正会員は『会報№214』同封葉書の委任状に署名(自署)し送付いただくか、あるいは申込フォームで「議決権の委任」の項目を選択いただき、必ず提出してくださるようお願いいたします。
会員申込フォームはこちら
【非会員の皆様へ】
土曜日の公開講演会・懇親会、日曜日の研究発表会の参加を希望される方で、会場参加をご希望の場合は直接お越しください(申し込みは不要です)。オンライン参加をご希望の場合は、下記申込フォームからお申込みくださいますよう、お願いいたします。
なお、非会員でオンライン参加を希望される方は、オンライン参加料(1,000円)をいただきます。
学生のオンライン参加は無料です。申込フォームからお手続きください。
※5月21日(水)までにお手続きください。以降のお申込みはできません。
非会員申込フォームはこちら
記
期 日 | 2025年5月24日(土)・25日(日) |
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会 場 | 筑波大学筑波キャンパス(茨城県つくば市天王台1-1-1) |
主 催 | 一 般社団法人日本考古学協会・日本考古学協会第91回総会実行委員会 |
事務局 | 日本考古学協会第91回総会実行委員会(実行委員長 滝沢 誠) 〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学人文社会系(滝沢誠研究室) ℡.029-853-4044 |
開催方法 | 会場参加、及びオンライン上でのライブ配信 |
<総 会 日 程>
5月23日(金)
◎埋蔵文化財保護対策委員会 14時00分~17時00分
会場:筑波大学人文社会学系棟1階 A101会議室・オンライン
◎理事会 16時00分~
会場:筑波大学人文社会学系棟7階・A722会議室・オンライン
5月24日(土) 総会・公開講演会・懇親会
総 会
会場:筑波大学第一エリアH棟1階 1H101大講義室
9時00分 受付開始
10時00分 開 会
挨 拶
議長団及び書記の選出
会務審議
入会資格審査
新入正会員の挨拶
会務報告
表 彰
12時30分 閉 会
※オンラインでの参加の場合は、発言はできません。
公開講演会
会場:筑波大学第一エリアH棟1階 1H101大講義室
14時00分 開 会
「西アジア新石器時代の社会─ギョベックリ・テペとその時代─」
三宅 裕氏(筑波大学教授)
「古墳時代葬制の総合的把握に向けて─『見えない』木棺の復元的研究─」
岡林 孝作氏(奈良県立橿原考古学研究所)
17時00分 閉 会
懇 親 会
会場:筑波大学大学会館レストラン
会費:6,000円
17時30分 開 会
19時30分 閉 会
※懇親会費は当日、総会受付で申し受けます。
5月25日(日) 研究発表会(口頭発表・セッション・ポスターセッション・高校生ポスターセッション)・図書交換会
会員受付 筑波大学第一エリアC棟2階ロビー
受付開始 9時00分~
口頭発表
10時00分 開 会
15時55分 第2会場 閉 会
16時20分 第1会場 閉 会
セッション
9時55分 開 会
16時20分 第5会場 閉 会
16時45分 第3・4・6会場 閉 会
※趣旨説明を5分で行うセッションは、午前午後ともに、口頭発表会場の開始時間より5分早く始まります。詳細は各会場をご確認ください。
◆第3会場:筑波大学第一エリアD棟2階 1D201講義室
セッション2「サピエンス数理先史学一新人拡散にともなう文化進化モデリング一」
◆第4会場:筑波大学第一エリアD棟2階 1D204講義室
セッション3「縄文中期から後期への社会変動を読み解く」
(日本人類学会骨考古学分科会との共催)
◆第5会場:筑波大学第一エリアC棟2階 1C210講義室
セッション5「土器で何を調理したのか?一土器残存脂質分析による学際的アプローチ(4)一」
セッション6「鉛同位対比からみた弥生・古墳時代の青銅器サプライチェーン」
◆第6会場:筑波大学第一エリアC棟3階 1C310講義室
セッション7 災害対応委員会
「能登半島地震をめぐる文化財被災の現状と対応」
セッション8 研究環境検討委員会 研究倫理部会
「アイヌ民族に関する研究倫理指針と日本考古学協会の役割」
ポスターセッション
会場:筑波大学第一エリアC棟4階 1C403講義室
10時00分 開 会
16時30分 閉 会
【会場】
掲示作業:5月25日(日) 9時30分~10時00分
掲示時間:5月25日(日) 10時00分~16時30分
解説時間:5月25日(日) 13時00分~14時00分
撤去時間:5月25日(日) 16時30分~16時45分
※解説は会場でのみ実施いたします。オンラインではポスターデータの掲載を予定しています。
高校生ポスターセッション
会場:筑波大学第一エリアC棟4階 1C406講義室
10時00分 開 会
16時30分 閉 会
【会場】
掲示作業:5月25日(日) 9時30分~10時00分
掲示時間:5月25日(日) 10時00分~16時30分
解説時間:5月25日(日) 13時00分~13時45分
表彰式:5月25日(日) 13時45分~14時00分
撤去時間:5月25日(日) 16時30分~16時45分
※解説は会場でのみ実施いたします。オンラインではポスターデータの掲載を予定しています。
※13時45分から、会場にて表彰式を行います。
図書交換会
会場:筑波大学第一エリアB棟3・4階
10時00分 開 場
15時30分 閉 場
※図書交換会について
・申し込み方法:①責任者(正会員・学生会員)氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記し、②交換図書一覧表(エクセルファイルで作成のもの、書式は自由)を添付の上、下記の実行委員会宛にEメールでお申し込み下さい(件名を「第91回総会図書交換会申込」として下さい)。
・締め切りは、4月7日(月)必着です。
・交換図書各2部と整理費を申し受けます。整理費は、事前に口座振込といたします。当日キャンセルされた場合には、整理費はお返しできませんのであらかじめご了承下さい。
・交換図書の搬入は、宅配便を利用していただき、個人搬入は禁止いたします。
・予定卓数を超えた場合には、先着順で締め切らせていただきます。
・詳細については申込み受付け後に、追ってご連絡いたします。
<図書交換会参加申し込み先>
日本考古学協会第91回総会実行委員会
筑波大学人文社会系(前田修研究室)
E-mail:maeda.osamu.gm@u.tsukuba.ac.jp
TEL:029-853-4034
昼食について
土日は、学食は営業しておりません。会場周辺の徒歩5分圏内には、コンビニエンスストア、喫茶店、中華料理店、インド料理店などがありますが、店舗数が限られているため、持参していただくことをお勧めします。
出張依頼状について
希望者には、出張依頼状を郵送いたしますので、返信用封筒に住所・氏名を明記し、110円切手を添付して、日本考古学協会事務局までお送り下さい。
会費の納入について
2019年度の総会から受付での現金による会費納入は扱っていませんので、事前に「郵便振替口座」あるいは「会費振込銀行口座」にお振込み下さいますよう、お願い申し上げます。
会場への交通機関について
・つくばエクスプレス「つくば駅」下車(秋葉原駅から所要約50分)、A3出口より地上バスターミナル(つくばセン ター)に出て、6番乗り場で関東鉄道路線バスに乗車、所要時間約10分。
※バスには右回りと左回りがあります(5月25日朝は増便予定です)。
・「筑波大学循環(右回り)」または「筑波大学中央」行に乗車した場合、「第一エリア前」下車。
・「筑波大学循環(左回り)」に乗車した場合、「大学公園」下車。
・東京駅八重洲南口から「筑波大学」行き高速バス「つくば号」に乗車(30分おきに運行、所要75-85分)、終点「筑波大学」下車。
駐車場について
学内のK5本部南ゲート駐車場(地図参照:750台駐車可、会場まで徒歩3分)を終日無料でご利用いただけます(出入口のゲートが開放されますので、出入りは自由です)。
感染症の流行に対する対応について
近年、総会・大会時に新型ウイルス等の感染症が流行し、その開催が危惧される事態が生じております。感染症の蔓延により最悪の場合には、総会・大会の全面的な開催中止、開催の場合でも会場を移動しての総会のみを実施し、公開講演、研究発表等諸事業の中止など大幅な予定の変更が予想されます。協会としては、会員の皆さまに逐一正確な情報をお伝えしようと考えております。万一変更が生じた場合には、協会公式サイトでお知らせいたしますので、常時確認をお願いいたします。